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山田医院だより

第18巻第1号(第204号)

身体を温めることが免疫力アップにつながる!?

今年の冬は過ごしやすいと感じていましたが、ここ数日、大阪にも雪が舞う日があるなどやっぱり冬は 寒いですね。免疫力を高めて、体調管理にもますます気をつけたいところです。適度な運動、質の良い睡 眠、ストレスを上手に発散して思い切り笑う!ことが免疫力アップにつながると言われています。他に身 体を温めることも大変有効だそうですが、免疫力と体温にはどのような関係があるのか調べてみました。 『免疫細胞(白血球)は、血液の中に存在します。血液にのって白血球が身体を巡ることで体内を巡回 し、異物から守っています。体の冷えなどによって体温が下がると、血管が収縮して血行が悪くなりま す。すると、体内に異物を発見しても、それをすばやく攻撃する白血球が集まりにくくなり、ウイルスや 細菌を撃退することができず病気を発症してしまいます。免疫力が正常に保たれる体温は36.5 ℃程度(わ きの下で36.2~36.3℃、舌下で36.5~36.7℃)といわれています。免疫力は、体温が1℃下がると30%低下 し、逆に1℃上がると一時的には最大5~6倍アップするといわれています』とのこと。体温を上げることの 重要性がよくわかります。 体温を上げるには適度な運動、適度な入浴などが効果的です。また普段何気に口にしている食べ物にも体 を温めるものと冷やすものがあるようです。しょうがやレンコンなどの根野菜は身体を温める、レタスな どの葉物野菜は身体を冷やすとよく耳にしますが、おおまかに<冬が旬・寒い地方で採れる・地面の “下”で育つ・固いもの・黒っぽいもの>は身体を温めてくれる食材、逆に<夏が旬・暑い地方で採れ る・地面の上で育つ・柔らかいもの・水っぽいもの・白いもの>は身体を冷やす食材と分けられるようで す。食事にはバランスが大切なのはもちろんですが、身体が冷えているなぁと特に感じた時は身体を温め る食材について少し意識してみてもいいかもしれませんね。

山田医院 医療事務 東川敏美

冬の健康維持と腸内環境

とても強い寒波が日本列島を襲って、日本各地が雪と寒さで震えています。 この冬もインフルエンザの流行が始まりました。昨年12月の朝日新聞にインフルエンザ予防に役立ちそう な記事があったので、まとめてみました。 インフルエンザは感染力が強く、昨季は8人に1人が感染したと推定されています。インフルエンザは感 染力が強いだけでなく、重症化しやすく、高齢者や、基礎疾患のある人の場合は生命の危険を伴い、乳幼 児ではインフルエンザ脳症などのリスクもあります。個人防衛のためにワクチンの接種が推奨されていま す。ワクチン接種だけでなく、インフルエンザ、風邪の予防のもう一つの予防策として、バランスのとれ た栄養摂取による身体の抵抗力アップが有効とされています。 腸は体全体の健康にかかわっています。食べ物を消化・吸収したり、病原菌などを排除したりと、腸は 異物に対して敏感です。全身の約7割の免疫細胞が集まり病気などのトラブルと闘っています。免疫力を高 める鍵を握るのが腸内細菌です。 腸にはビフィズス菌などの善玉菌、ウェルシュ菌などの悪玉菌、善悪どちらにもなびく日和見菌の3種類が 住んでいてお花畑のようにみえることから「腸内フローラ」と呼ばれています。善玉菌は免疫の働きをコ ントロールし、ウィルスやがんを防いでくれます。悪玉菌は加齢やストレス、肉や脂肪に偏った食事など で増えて、腸内を腐敗させてしまいます。結果的に病気にかかりやすくなります。日和見菌を味方につけ て、善玉菌を増やすと病気にかかりにくくなるそうです。 善玉菌を増やすには、善玉菌の好物の乳酸菌を食べましょう。1日に100~200グラムのヨーグルトを2週 間食べると善玉菌が増えるそうです。冬は寒さとストレスで免疫力が 低下しがちです。冬の健康維持のために大切なことは①朝食をきちんと摂る。(代謝が活発になりま す。)②主菜は発酵食品とタンパク質(体作りの基本となります)。③副菜には腸内環境に作用する海藻 類、ゴボウ、キノコなどの水溶性食物繊維。小松菜は免疫力に関わるビタミンA,C,Eが豊富だそうです。温 めたヨーグルトなら手軽でからだをひやしません。熱を入れても乳酸菌の効果は期待できるそうです。人 肌程度に電子レンジにかけるといいようです。私はまだ温めたヨーグルトを食べたことがありません。一 度やってみます。まだまだ寒い季節は続きます。腸からの健康維持試してみませんか?

山田医院 助産師 清水ユタカ