在宅診療の方針
基本的には急性期疾患(肺炎等)あるいは治癒の見込みがある場合(早期癌等)には入院での加療が望ましいと考えております。ただし、患者さんと介護をされる方の希望があれば医学的判断に基づいて在宅医療を行なっております。それ以外の慢性期疾患、寝たきり状態、末期癌状態については快く在宅医療を引き受けております。
私自身はまだ若年であり人生経験も少ないので確たる信念があるわけではありませんが、勤務医時代に50人ほどの末期癌の患者さんを看取りまた父親を自宅で看取った経験から患者さんの希望に添った形の医療をすることが在宅医療の基本方針であると考えております。 その為に地域の訪問看護ステーションならびに訪問介護ステーションなどと積極的に連携を取っております。
現在においては年平均10名程の在宅看取りのお手伝いをしています。