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日焼けによるシミ・ソバカス
日焼けは日光を浴びると起こりますが、赤くなってヒリヒリ痛むタイプ、色素沈着して褐色になるタイプに分かれます。シミとは、顔の皮膚にできる褐色の色素沈着のこと。目のまわりや頬、額ができやすい場所です。ソバカスは、2〜3歳からでき始め、思春期をピークに目立つようになり、しだいに薄くなります。しかし、遺伝的な原因の場合は、完治することは難しいと考えられています。
日焼けは、皮膚がんやメラノーマ(悪性黒色腫)などの要因といわれています。ほくろと似ていますが、表面がでこぼこしていたり、黒っぽく変色してきたら、注意が必要です。
日光に当たると、表皮の一番下の規底層にある色素細胞メラノサイトの働きが活発化され、メラニン色素を作ります。メラニン色素が表皮全体に行きわたることにより、肌の色が黒くなります。日焼けした肌は、新陳代謝のリズムが乱れ、メラニン色素が残って皮膚内部に沈着します。これがシミのもとです。
日焼け止めの表示の見方はご存知でしょうか。紫外線(UV=Ultra Violet)には、波長の長いほうからUVA、UVB、UVC(地球を取り巻くオゾン層に吸収されるので少ない)の3種類があります。日焼けを起こす力は、UVBがUVAの約600〜1000倍あります。日焼け止めの表示にある、SPF(Sun Protection Factor)とは、UVBに対する防止効果で、後ろの数字は何もつけていない時と比べた防止効果の倍数。PA(Protection of UVA)は、UVAの防止効果で、PA+=効果がある、PA++=効果がかなりある、
PA+++=効果が非常にある、を表します。
食事対策***紫外線に負けない肌作り***
■紫外線の害を防ぐ栄養素を
紫外線によって増加する活性酸素対策として、抗酸化作用のある栄養成分をとりましょう。ビタミンCとEはいっしょにとると相乗効果が期待できます。β-カロテンやポリフェノールなどの機能性成分も有効です。ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける働きがあります。
ビタミンC:菜の花、赤ピーマン、イチゴ、キウイなどの野菜・果物に多い。
ビタミンE:サーモン、うなぎ、ピーナツなど種実類に多い。
β-カロテン:モロヘイヤ、人参、かぼちゃなど緑黄色野菜に多い。
ポリフェノール:ブルーベリー、ココア、玄米、緑茶、大豆、そばなど。
*紫外線を直接浴びない工夫も大切。日傘・防止・UVケア・保湿ケアを。
管理栄養士 越後 和恵
おおむかしのお産
今月のトピックスは健康増進に直接結びつくものではありません。
雑学のひとつ“ふーん、へぇーそうなの”といった感じで読んでいただければと思います。
またまた新聞からの話題です。学生時代世界史の時間に、ネアンデルタール人という旧人類の名を聞いたことがあると思います。ネアンデルタール人は20万年くらい前からヨーロッパを中心に西アジア中央アジアに分布し、3万年前ころまで生息していたとされています。日米,独の研究者がこの旧人の化石標本(成人女性、新生児、幼児)をコンピューターで処理して、ネアンデルタール人の出産をシミュレーションしてみたそうです。
その結果、ネアンデルタール人も現代人同様、分娩は大変だったと、米科学アカデミーの紀要に発表されました。
分娩とは、@胎児とその付属物がA産道をとおりB娩出力により排出されることを言います。この3つを分娩の3要素と呼んで、お産には欠かせないものなのです。
紀要によりますと、@の胎児ではネアンデルタール人新生児の脳は現代人の赤ちゃんとほぼ同じ大きさでAの産道についてネアンデルタール人、現代人とも大きさにおいては同じだけれども、産道の形状が異なっていたそうです。現代人の分娩では不思議なことに胎児は産道という複雑に入り組んだ道を上手に回旋しながら下りてきます。しかしネアンデルタール人の産道の形状は原始的で、胎児は回旋できなかったようだと研究者は結論づけました。新聞記事を見て、もしタイムマシンがあれば、彼女らのお産をのぞいてみたいものだとおもったりしました。ネアンデルタール人は筋骨たくましい肉体をもっていたので、きっと驚異的な娩出力でお産をしていたのかなと想像しています。
現代人は科学の力も借りて、お産を少しでも楽で安全なものなってよかったですね。
山田医院 助産師 清水 ユタカ
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