|
更年期障害
更年期障害とは、閉経期前後の女性に見られる自律神経失調症の一種です。卵巣の機能低下により、ホルモンバランスが乱れるため、顔のほてりやのぼせ、頭痛、肩こり、腰痛、動悸、冷え、発汗など様々な不定愁訴が現れます。イライラや精神的な不安を感じたり、躁うつ状態を繰り返したり、感情の起伏が激しくなるなど、精神的な症状が見られることもあります。
自律神経失調症や精神的な症状がなくても、骨量が減少する、太りやすくなる、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪の量が増えやすくなるなど生活習慣病のリスクが高まるといった弊害があります。更年期障害の原因は、女性ホルモンの一種であるエストロゲン(卵胞ホルモン)の減少です。エストロゲンには、骨量を維持したり、血中コレステロール値を下げる働きがあります。骨粗鬆症や生活習慣病のリスクが高まるのはこのためです。また、更年期の女性はちょうど人生の転換期を迎えています。夫や自身の定年、子供の就職や結婚、親の介護問題といった家庭環境の変化に悩まされる時期でもあります。そのような心的要因も更年期障害に大きく影響しています。
更年期障害は女性特有の症状と思われがちですが、男性も40〜50歳にかけて性ホルモン分泌が減少します。症状は性欲の減退やうつ状態、不眠など。男性ホルモンの生成に関与するビタミンEやナイアシン、バランスの良い食事で各種栄養素をしっかり補給すれば、緩和します。
食事対策***生活習慣病を防ぐバランスの良い食事が基本***
◆神経伝達系・免疫系を強化する
タンパク質や各種ビタミン・ミネラルを十分にとって、神経伝達機能や免疫機能を強化し、症状をやわらげましょう。
◆生活習慣病を予防する
間食は控えめにし、食事は腹8分目を目安に、塩分や脂肪のとり過ぎに注意しましょう。健康診断を受けて肥満や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を予防しましょう。
◆エストロゲンの働きを高める
大豆・大豆製品に含まれる大豆イソフラボンの働きを補ってくれるので、積極的にとりましょう。
◆骨量を増やす
骨の材料であるカルシウムをしっかり補給して骨粗鬆症を予防しましょう。各種ビタミン・ミネラルを一緒にとって、吸収率を高めましょう。
管理栄養士 越後 和恵
正しい手洗いで予防
皆さま寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
私は新年早々ノロウイルスに罹患いたしまして、そのおかげ?で正月太りをすっかり解消してしまいました。 ノロウイルスとは非細菌性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種であり、カキなどの貝類による食中毒又は感染した人の糞便や嘔吐物が乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染いたします。
感染してから1日〜2日で発病し、嘔吐・下痢・発熱の症状が出ます。
感染予防といたしまして、正しい手洗いをご紹介いたします。
@石鹸を充分に泡立て手のひらと、指の間は両手を組むようにして洗います
A手の甲も同様に指の間までよく洗います
B親指は反対の手でねじるように洗います
C手首から肘まで洗います
D手のひらに指先を立ててこするように爪の間・手のしわを洗います
E石鹸をよく洗い流します
Fペーパータオルなどで水気をふき取ります(複数の人が使用したタオルは使用しないようにする)
山田医院 医療事務 杉山 恭子
|