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山田医院だより
       

1:眠りと健康について
2:ストレスがたまったら
2:介護保険について
3:無理なく内臓脂肪を減らすには
3:少しだけアロマ
4:子どもと眠りについて
 

 水曜日午前中の
検査についてのお知らせ


水曜日午前中は予約診療として胃カメラ、大腸(直腸、S状結腸)カメラや超音波検査などをしております。

なお、血液検査、心電図検査、レントゲン、短時間の超音波検査はいつでも可能です。

経鼻内視鏡検査を
入れました!

昨年から鼻からの内視鏡検査(胃カメラ)ができるようになりました。

眠りと健康について

日本の成人の5人に1人は睡眠障害に苦しんでおり、20人に1人は過去1ヶ月間に睡眠薬を服用しているといわれています。メタボリック症候群などの生活習慣病については注目が集まっていますが、眠りの問題はあまり問題にされていません。最近の研究では睡眠の障害は生活習慣病とも密接な関係がありまた、うつ病などの精神的な疾患との関係も深い事が分かってきました。不眠は加齢と伴に増加します。60歳以上の方では、3人に1人は不眠症であるといわれています。なお、不眠症に最も関連する因子は加齢であり、ストレス、運動不足以上に不眠症に関連しています。加齢に伴い睡眠効率が低下(床に横になっている時間と実際に眠っている時間の比率)し、深い睡眠時間の低下、中途覚醒の時間と回数の増加があるといわれています。そのために高齢者では睡眠障害特に入眠障害の訴えが多くなります。なお、最近は睡眠不足と高血圧ならびに糖尿病の合併も問題となっています。糖尿病あるいは高血圧の患者さんの3割程度に不眠症があるといわれています。睡眠時間が5時間未満になると糖尿病の発症は2.5倍程度になり、また高血圧の発症も1.5倍程度になるといわれています。5時間未満の睡眠時間では肥満の割合も多くなる事が知られておりこれと関係しているかもしれません。なお、肥満と高血圧については9時間以上寝る人についても逆に発症率が高くなる事が知られています。なお、睡眠の質から考えると遅く寝れば寝るほど睡眠の質が悪くなるので午前0時には床について睡眠をできるだけ6時間から7時間程度取れることが最も良いと思われます。ただし年齢を取るほど眠れる時間は少なくなるので昼寝の効用も必要です。大学生の研究では10分間の仮眠が最も良いとの結果がありますが高齢者では30分以内で午後2時頃に取る事が良いでしょう。大切な事は遅い時間に寝ない事と長く寝ない事です。一般の生活のコツとしては毎日の軽い運動習慣は中途覚醒型の睡眠にはなりにくく睡眠の質を上げるには効果的です。なお、運動も午前中よりも夕方の方が良いといわれています。床に入る3から4時間前にはコーヒー、紅茶、炭酸飲料、タバコは控える事が大切です。その他寝る時間が遅くなってもできるだけ一定の時間に起きること、平日と休日の睡眠時間の差は2時間以内に抑える事が大切です。なお、アルコールは中枢神経抑制作用があるために寝つきは良くなりますが中途覚醒や早朝覚醒などが起こり睡眠の質が低下します。その他、閉塞型睡眠時無呼吸が起こりやすくなるなどがあり、睡眠のためのアルコールは良くありません。なお、週に3回以上の不眠がある等の慢性の睡眠不足に対しては薬剤が必要になります。薬剤は基本的には寝れない時にだけ服用するのではなく毎日飲む事が原則です。短時間作用型の睡眠薬は急にやめた時には強い不眠が出現する反跳性不眠が出現したり、イライラ感、不安症状などが出現する事もあるために薬をやめる時には工夫が必要です。なお、認知症と誤解されやすい健忘はアルコールと一緒に服用したり、高用量を使用したり、また睡眠剤を服用してからずっと起きているときに起こりやすくなるので注意が必要です。その他、時差の問題、夢遊病など睡眠にからんだ問題は多くあります。また不眠について疑問があれば主治医と相談をしましょう。

山田医院 医師 山田 良宏

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