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「排泄」で健康を保とう
排泄とは、体内の老廃物や不要物を水とともに体外に出すこと。便、尿や汗、吐く息などがあります。この排泄機能は、体温調節をしたり、水分バランスを調節したりするなど、体にとって重要な働きをしています。尿や便を観察することで、体の健康状態を知る大切な役目をもっています。便は、食物繊維と水分でできています。食物繊維は、人間の持つ酵素では分解できないため、小腸で吸収されることなく、大腸へと送られます。大腸には、100兆個の細菌が存在するといわれており、この細菌の一部が食物繊維を分解し、酸などを発生させます。この酸は、腸の動きを活発にし、排便を促します。また、小腸で吸収されなかった水分も大腸で少しずつ吸収されながら、便を形成し排泄されます。 管理栄養士 越後 和恵
「実りの秋 −薩摩芋−」 朝夕が少し肌寒くなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?さて秋は実りの季節、山や畑では、栗、松茸や薩摩芋などが収穫されますよね。今回は薩摩芋について紹介いたします。 薩摩芋はみかんに匹敵するほどビタミンCが多く含まれるだけでなく食物繊維が豊富です。体内に摂取されるとビタミンAに変わるβ―カロチン、そしてビタミンB1、マグネシウムなどのビタミンやミネラルを満遍なく含んでおり、薩摩芋1本で様々の栄養をバランスよく補給することができます。 特に注目すべき効果は、 @便秘解消に強力なパワーを発揮する「ヤラピン」が含まれています。ヤラピンは薩摩芋を切った時に滲み出る白い液状物質で、表皮から5ミリ程度の厚さに存在しています。ヤラピンは糖脂質と脂肪が合体した成分で胃腸では消化されないためゆっくりとした下剤としての役割をします。つまり、植物繊維とともに便秘を解消してくれます。 A胃がん原因のひとつといわれる発がん性物質のニトロソアニンの発生を抑え胃がんを予防する「クロロゲン酸」が含まれています。クロロゲン酸は皮下に含まれています。生活習慣病や老化の元凶となる活性酸素を除去する働きもあります。 Bアヤムラサキ色素(むらさき芋)の「アントシアニン」はポリフェノールの仲間で肝機能を向上させ、特に初期症状に有効です。善玉腸内細菌を増やし悪玉菌の抑制にも効果があります。 また、最近の研究では、血圧の抑制効果もあることが分かってきました。このように、薩摩芋のみならず実りの多い季節の食べ物を摂取し規則正しい生活を送ることが体調管理の原点です。 山田医院 看護師 橋田奈美子
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