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山田医院だより
       

1:自閉症について
2:食欲とは
2:胃腸の不快感、食欲不振…
3:過敏性腸症候群
3:医療事務の仕事
4:妊娠中の服用について
 

 水曜日午前中の
検査についてのお知らせ


水曜日午前中は予約診療として胃カメラ、大腸(直腸、S状結腸)カメラや超音波検査などをしております。

なお、血液検査、心電図検査、レントゲン、短時間の超音波検査はいつでも可能です。

自閉症について

自閉症という言葉を聴いたことがあると思いますがどのような病気でしょうか?単に性格の問題(内気、人嫌いなど)や風邪のような病気ではありません。もちろん愛情が不足して起こる心の病気でもありません。中枢神経の生まれつきの障害です。人によってあらわれ方も違います。知的な遅れがある場合とない場合もあります。知的な遅れが目立たない自閉症はアスペルガー症候群と呼ぶこともあります。歴史的には1943年にアメリカの精神科医師であるカナーが初めて発表をしています。20年ほどは自閉症は心の病として研究されてきました。このために今でも時々自閉症の原因として愛情不足等の誤解があります。なお、自閉症はだいたいは3歳くらいまでに診断されます。自閉症には3つの特徴があります。@人と上手に付き合えない。自閉症の人はほかの人がどう思うかを自然にわかることや、言葉に出していわないけどみんなが守っている決まりごとなどを理解することが上手にはできません。Aコミュニケーションがうまく取れない。自閉症の人は言葉の発達が遅れることがあります。言葉 を使うことができてもその意味を正確にわかっていなかったり、いろんな意味を持つ言葉をその場に合わせて使い分けることが難しくなります。B想像力が乏しく、こだわりがある。ままごとなど、ごっこ遊びができません。また決まった道や順序でしか行動しないなどがあります。その他に目で見たものを覚え、理解することが得意です。感覚については感覚が特に鋭かったり逆に鈍かったりします。皮膚の感覚が敏感なために少し触られただけでたたかれたように感じる人や味や舌触りに敏感な人もいます。また音に敏感な人もいます。その他、能力のばらつきといいトランポリンは上手なのにボール遊びは苦手、箸がうまく使えないのにテレビゲームのコントローラーはとても上手など能力がばらばらなこともあります。なお、知的な遅れがある自閉症の人の多くは特殊学級や養護学級で勉強をしていますが、アスペルガー症候群の人は通常の学級で勉強していることも多くなっています。この自閉症の方への手助けとしては自閉症の疾患をまず、理解することです。その上での手助けとしては@コミュニケーションの方法として話だけでその内容を理解することは困難なので実物を見せる、絵や写真を見せるなどのその人によって最も伝わりやすい方法を使うことが大切です。A前もって伝える。自閉症の人は予定がわからないと大変な不安や苦痛を感じるのでその日、その時間に何をするのかを前もって知らせることが大切です。B集中できるようにする。自閉症の人はいろいろな音が聞こえたり見えたりすると気が散ってしまう人もいるためにこれを防ぐ工夫が必要です。C話しかけるときには穏やかに。大きな声で話したり、「〜したらだめ」と怒鳴ったりすると自閉症の人はその人が怒っていると思ってそのことだけを感じてパニックの原因になります。2005年度から施行される「発達障害者支援法」はアスペルガー症候群などの人の支援を国と自治体の責任として決めた法律です。われわれも自閉症の子供の理解をして手助け等ができることは大切なことと思います。           

山田医院 医師 山田 良宏

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