MenuPage01Page02Page03Page04

山田医院だより
       

1:胃の病気について
2:いろいろな脂肪
2:女性と尿失禁
3:保険で禁煙治療
3:夜泣きについて
4:保健福祉センターについて
 

 水曜日午前中の
検査についてのお知らせ

水曜日午前中は予約診療として胃カメラ、大腸(直腸、S状結腸)カメラや超音波検査などをしております。
なお、血液検査、心電図検査、レントゲン、短時間の超音波検査はいつでも可能です。

いろいろな脂肪

脂肪を構成しているのが、脂肪酸です。脂肪酸は動物性のバターや牛脂(ヘット)、豚脂(ラード)、植物性の大豆油、菜種(キャノーラ)油、サフラワー油、オリーブ油などがあります。この他にも、穀類、豆類、魚介類、肉類、卵類などの食品にも脂肪は含まれていて、私たちが摂取している脂質全体の約4分の3は、食品に含まれている「見えない脂質」が占めています。「肉を食べると太る」からと言って、ダイエットをしている人が肉を食べないようにすることを聞きますが、これは肉類に含まれている脂質によってエネルギー摂取量が多くなるためです。肉類には、筋肉や肌を作るタンパク質や血液の重要な構成成分である鉄分、ビタミンなども多く含まれているため、美しくダイエットするときには欠かせない食材です。エネルギーを下げるためには、脂質の少ない部位を選ぶことや脂肪を落とす調理方法で食べることを考えましょう。
脂肪は種類によって、体内での働きが大きく違います。構造の違いから飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。飽和脂肪酸は、牛や豚など肉類や乳製品に多く含まれています。中性脂肪やコレステロールを増やし血流を悪くするため、私たちの健康にはマイナス面が大きいです。不飽和脂肪酸は、オリーブ油・サフラワー油・菜種油に多く含まれるものと、青背の魚に多く含まれるものがあります。不飽和脂肪酸は、種類にとって多少違いますが、大きくみるとコレステロールを低下させ高脂血症などの改善に役立ちます。
脂質は、エネルギーを糖質の約2倍生み出すことから、ダイエット志向の中嫌われる傾向にありますが、不足すると血管や細胞膜が弱くなるため、脳出血を引き起こす危険があります。しかし、過剰に摂取すると、肥満をはじめ、糖尿病、高脂血症、動脈硬化など生活習慣病の原因になります。
揚げ物や炒め物、ドレッシングなどに使う植物油には、サフラワー油・ひまわり油・綿実油・大豆油などがありますが、価格が安価なため加工食品や外食産業などで多く使われています。この種類の油は酸化しやすく、酸化した油は過酸化脂質となるためガンの原因となる物質なります。自宅で使用する場合はなるべく使い切るように工夫しましょう。また加熱による酸化の心配がなく、植物性油の中で最も消化吸収がよいオリーブ油がよいでしょう。またオリーブ油より幅広い調理に適した菜種(キャノーラ)油もよいでしょう。
魚に含まれる脂肪、EPA(エイコサペンタエン酸)、IPA(イコサペンタエン酸)は、善玉コレステロールを増やす、動脈硬化、脳卒中、高血圧など生活習慣病の改善に効果的ということは、すでにご存知でしょう。最近は、アトピー性皮膚炎や花粉症、慢性気管支炎などのアレルギー疾患の改善にも効果があることが分かってきました。この油は逃がさないよう、生食が最適です。   

                                                  理栄養士  越後 和恵



女性と尿失禁


尿失禁というとシニアの悩みでしょ?という方も多いかもしれませんが、最近では比較的若い年代(20〜30歳代)の方にも増えている傾向があります。推定では約600万人の方(3〜4人に一人の割合)が悩んでいるといわれています。尿失禁とは尿を出そうとする排尿の意思がないのにかかわらず無意識下に膀胱にたまった尿が漏れる状態をいいます。尿失禁が男性より女性に多のは女性は男性のように内外2つの尿道括約筋がありません。また女性の尿道は男性の4分の1=4〜5センチと短いのです。さらに妊娠・出産や便秘などで骨盤底の筋肉が損傷を受け伸びやすくなっているのが大きな要因です。尿失禁は大きく@腹圧性A切迫性B@と2が混ざった混合性に分けられます。腹圧性や切迫性と聞き慣れない言葉でわかりにくいのですが、治療法に違いがあるのでこの鑑別が大切です。腹圧性は字のごとくおなかに力がかかるときに起こります。くしゃ
み、咳、重いものを持つなどちょっとしたことで起こります。骨盤底の筋肉が緩む分娩後にも多くみられ、また肥満などでも起こります。切迫性というのは排尿したい!という状態が起こると我慢できない状態をいいます。酷い場合は水の流れるチョロチョロという音にも反応してしまうようです。腹圧性は手術で治すこともできますが骨盤底の筋肉を鍛えることでも軽快する事が多いので肛門、膣などを締める運動も有効です。切迫性は薬が中心の治療になります。どちらの場合も外出するときには尿もれパットや下着の着替えを持っていくと安心できちょっとした予防につながるかもしれませんね。
「尿失禁だと恥ずかしい・・・」と片づけがちですが気になるようなら婦人科、泌尿器科を受診してみてはいかがでしょうか?尿失禁に悩み続けていないで、爽やか初夏に向けてすっきりした気分でお出かけしましょう。


                                                山田医院 看護師  中島早苗

MenuPage01Page02Page03Page04