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栄養バランスは?
そもそも「栄養」とは何でしょう?食べ物の成分を、体内で分解し、吸収・合成し、骨や内臓、血液、筋肉などの細胞をつくることを指します。食品として食べた肉や魚が、そのまま私たちの肉や骨になるわけではなく、消化・吸収されながら、私たちの細胞に作り変えられていきます。このことを「代謝」とも言います。
食品・・・食品を食べることで、その食品に含まれている栄養素を体内に取り入れています。バランスよく栄養素をとるためには、なるべく多くの種類の食品をバランスよく食べることが必要になります。
栄養素・・・食品に含まれる栄養素は、糖質、脂質、タンパク質を基本に、ビタミン、ミネラルを加えた栄養素などがあります。
消化・・・分子の大きい物質を分解していくのが消化。吸収しやすいように分解を繰り返し、このとき発した熱がエネルギーとなります。
吸収・・・食べ物から摂取した栄養素は、体内に吸収され、血液やリンパ液を通って全身に運ばれ、吸収する働きのある各臓器で吸収され、それぞれ必要な細胞に合成されます。
排泄・・・栄養素がすべて吸収された後のカスは、便となって体外に排泄されます。尿には、体で代謝された老廃物や尿素などや余分な塩化ナトリウムなどが含まれています。
食べ物が豊富にあり、どちらかといえば栄養過多になる人が多い現代において「栄養バランスが良い」とは、健康を保つために必要な栄養素を必要な量だけ摂取することではないでしょうか。ですから、同じ家で食事をともにしている家族であっても、それぞれ必要な栄養素の量は違うはずです。だからといって、好き嫌いをしたり、不規則でバラバラな食生活を認めるわけではありません。成長期の子供には、すべての栄養素が十分に必要です。中年期になって活動量が減ってきたらカロリーの多い脂質、糖質は控えめにし、間食や夜食は時間と量を考える。カロリーオーバーがどうかは、体重が目安。動きやすかった20・30歳代のころの体重と比較してみましょう。老年期になると消化・吸収しやすい調理法を選ぶようにすることがバランスの良い食事につながることもあります。
単に「健康にいい」「からだにいい」というフレーズに振り回されることなく、何がいいのか?どんなことにいいのか?自分に必要なのか?家族の誰に必要なのか?など、ちょっと考えてみるのもよいのではないでしょうか。
管理栄養士 越後 和恵
本体性振戦について〜支障がなければそのまま生活も〜
本当に寒い日、そしてこの原稿を書いている最近は雨の日が多くて嫌です。通勤も嫌って思う日もありますが、皆様のお顔を思い出し自転車をこいでます。そんな中医院に来てくださる皆様がホッと出来る山田医院でありたいと頑張っておりますが、日によっては混み合っていて待ち時間が長い日は申し訳なく思います。
座っているのが辛い方、お熱の高い方など受付にお声をお掛けくださいね。さてあまり聞きなれない本態性振戦について・・。ある一定の姿勢を保とうとしたとき、頭や手、顎などが震えることがあります。振るえ以外の症状は特にありません。
「振戦」は振るえ、「本体性」は原因がよくわかっていないと言う意味です。治療はまず薬物療法が行われます。主に使用されるのがβ遮断薬で脈拍を遅らせ、血圧を下げる効果があります。ただし、この薬の副作用として、気管支喘息や心不全を悪化させたり、眩暈、ふらつきと言った症状が出たりすることがあるので、気管支喘息や低血圧などがある場合使用出来ません。
使用出来ない場合は抗てんかん薬を用いますが、やはり副作用として、発疹、眠気、吐き気、集中力や反射能力の低下などがあり服用出来ない人もいます。どちらも使用出来ない人には抗不安薬がありますが眠気や喉の渇き、吐き気、動悸などが起こる事もあります。いずれの薬も、大量服用したり急にやめるのは危険なので医師から十分説明を受けた上で指示をシッカリ守って服用すべきです。薬物療法で効果が見られなかったり副作用が出た場合、脳外科的な治療「脳深部刺激療法」があります。電気を発生するパルス発生装置を胸部に埋め込み、脳を刺激する事によって震えを抑える治療法です。
同じように震えが症状となる病気にパーキンソン病があります。
例えば本態性振戦では、物を書く手が震え、パーキンソンでは紙を押さえる手が震えます。また何かをしようとする時に震えるのが本態性振戦、じっとしている時に震えるのがパーキンソンともいえます。本態性振戦は緊張やストレスによっても発症しやすいと言われています。やはりストレスをためないといった生活上の注意を大事にしましょうね。また桜の良い季節を楽しみに自己管理のほうも宜しくお願いしますね!
山田医院 看護師 冨嶋 友子
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