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血を濃くしましょう!
体の中をつねに循環している血液は、酸素や二酸化炭素などのガスの運搬、栄養素の運搬、ホルモンの運搬、老廃物や余分な水分などの排泄、体温の調節、免疫や白血球などによる身体の保護などの役割があります。
最もよく見受ける“貧血”という状態は、血液中の赤血球の数が、正常より減少した状態をいいます。貧血の種類には、赤血球生成能の障害(作られなくなる)、赤血球崩壊冗進(壊れやすくなる)、失血(失う)の3種類です。
そのなかで最も一般的なものは、赤血球生成能の障害のひとつである造血必須要素の欠乏です。血液を造るために必要な鉄、蛋白質、ビタミンB12、葉酸などが摂取不足、吸収障害などの理由により、欠乏した場合、貧血となります。この場合、貧血を改善・予防するためには、上記に示した造血必須要素を食事で補う必要があります。鉄分は、ヘモグロビンの生成に必要な物質です。鉄を多く含む食品には、肉類、ひじき・しじみ・あさり・レバー・ほうれん草などに含まれています。また、鉄分の吸収を促進する働きのあるビタミンCも同時に摂取するようにしましょう。ビタミンB12は、赤血球の合成に必要な物質です。ビタミンB12を多く含む食品には、卵・チーズ・レバーなどがあります。葉酸も、赤血球の合成に必要な物質です。葉酸を多く含む食品には、大豆・卵・レバー・苺・桃・にんじん・ほうれん草などがあります。ただし、卵やレバーなどはコレステロールが多いため、コレステロール値の高めの方は他の食品で鉄やビタミンなどを補給しましょう。
暑くなり食欲が低下するようになりました。貧血が進むといろんな内臓に負担がかかります。皆さん、食べ物には注意して栄養をつけましょうね。
山田医院 看護婦 勝山 美岐 |
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旬の野菜を食べましょう
野菜のなかには、季節によって栄養価が著しく変わるものがあることを、ご存
知ですか? 旬を迎えた大地の恵みは、値段も安く、栄養価もたっぷりです。
ビタミンCの含有量を比べると、トマト、キュウリ、ジャガイモ、しし唐などは、夏場の旬の時期には、冬場に比べて2倍ほども多くなります。
また、ベータカロチンの含有量では、旬の夏場には、ニンジンは冬場の2・5倍位も増加します。トマト、ちんげん菜などでも旬の夏場には、増加がめだちます。
逆に夏場にビタミンCの値が落ち込むものもあります。 特に冬場が旬の代表
のほうれん草は、夏場には冬場より8倍も低い値になります。同じように冬場
が旬のブロッコリー、キャベツ、春菊も夏場には、低い値となります。
一方、ピーマンはビタミンC、ベータカロチンともに、季節による変化はみら
れません。年中、食卓にのせることが出来る優れた食材のひとつです。
現代では、栽培技術や輸送技術が大きく向上して、たいていの食材は四季を通
して、食卓に並ぶようになりました。それで、「本来の旬がわからなくなった。」という声も聞かれます。しかし、日本には四季があり、その季節ごとの
大地の恵みがあるのです。
もっと、旬の食材を積極的に取り入れて、より豊かな食生活にしたいものです。
山田医院 医療事務 山田 洋子 |
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