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山田医院だより
   
インフルエンザの話題
 

1:インフルエンザの話題
2:冷え性を治したい
2:高度先進医療費について
3:増えるやけ食い症候群
3:新規スタッフの紹介
4:インフルエンザワクチンについて
 
水曜日午前中の
検査についてのお知らせ

水曜日午前中は予約診療として胃カメラ、大腸(直腸、S状結腸)カメラや超音波検査などをしております。
なお、血液検査、心電図検査、レントゲン、短時間の超音波検査はいつでも可能です。

インフルエンザは16世紀にイタリアで名づけられましたが今だに残っている世界最大級の疫病です。流行性感冒ともよく言われている通りインフルエンザは例年冬季を中心に流行があります。今回はインフルエンザの話題等を簡単にまとめてみました。インフルエンザはA,B,Cの3種類がありますが、C型と今年大流行したB型は1種類のみで人にしか感染しません。A型は多くの型があり(香港型、ソ連型など)、人を含めて多くの動物に感染します。新型インフルエンザはこのA型インフルエンザの事です。昨年から今年にかけてのインフルエンザの流行状況について見ると流行の開始が遅かった(2月下旬から3月にかけてがピーク)ものの流行は大きなものでした。なお、流行は関東(群馬県)から始まったといわれています。B型の流行が中心であり、14歳以下の小児が全体の70%でした。なお、沖縄では6月の暑い時にも流行がありました。なお諸外国を見てみるとB型が流行したのはスリランカとウクライナのみで米国を含む他の多くの国は香港型(A型)が流行しました。A型インフルエンザはウイルスの遺伝子が8文節となっています。このために例年変異が起こるといわれています。1968年に発生した香港型は毎年のように少しづつ変異をして世界中で流行を起こしています。この少しづつの変異以外に大変異を起こす事が10年から数10年間の間隔であると言われています。20世紀はこの大変異が4回ありました。有名なスペイン風邪もこの大変異で世界的大流行を起こしたインフルエンザA型です。大変異が起こる理由はA型インフルエンザが人のみではなく他の動物(鳥、豚など)にもうつるからです。最近話題になっている鳥インフルエンザですが、鳥インフルエンザは元来鳥だけに感染するインフルエンザの事です。この鳥インフルエンザには低病原性と高病原性があります。鳥が低病原性に感染しても軽い風邪症状程度ですみます。一方高病原性に感染したらほぼ100%の鳥が死亡するといわれています。この高病原性鳥インフルエンザはH5、H7といわれています。(現在話題となっているH5N1のH5です。)この鳥インフルエンザは人には極めて感染しにくい構造をしているために人に感染することは極めて稀であると考えられておりました。ところが1997年の香港での感染(18人が入院し6人が死亡)を始めとして2005年11月9日現在でベトナム、タイを中心とした東南アジアで125人が確定うち半数が死亡しています。この多くの人が鶏を自宅で飼っており人と鳥が密接な生活をしている環境にあると言われています。このインフルエンザが人に効率よく感染するようになると新型インフルエンザの出現となりパンデミックにより日本では10万人以上の死者が出るのではないかと報道されています。WHO事務局長が新型インフルエンザ発生は時間の問題であると発言しておりこの様な事からマスコミでは連日ヒステリックに報道をしているようです。現時点ではワクチン開発に着手していますが2006/07年シーズンにも間に合うか不透明な状況であり、当面はタミフルあるいはリレンザ等抗インフルエンザ薬の備蓄の対応を厚生労働省は行っています。 とりあえず、我々としては鳥インフルエンザの流行があれば外出時のマスク、その他うがいの励行、手洗いの励行が必要です。また突然の高熱、関節痛等が出現した時には医療機関を受診するようにしましょう。またに何よりも冷静になる事が大切です。                         
                                    山田医院 医師 山田 良宏

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