テキスト ボックス: 医療法人 山田医院
テキスト ボックス: シックハウス症候群について
テキスト ボックス: きれいな空気は健康にとって最も基本的な要素です。標準的な空気の成分は窒素(78%)、酸素(21%)、二酸化炭素など(1%)となっています。しかし工業化の発展とともに住宅建材にさまざまな化学物質が使用され、また室内の気密性が向上したために最近の室内空気には1%ほど有害化学物質が含まれている事があります。最近ではこの微量な有害化学物質が原因と考えられる健康障害が社会問題となっています。世界では年間に約300万人が大気あるいは室内空気の汚染により死亡しているといわれています。そのうち280万人は室内空気の汚染により死亡していると言われています。室内空気に影響を与えるものとしてはカビ、ウイルス、花粉などの生物的因子、高熱、騒音、電磁波などの物理的因子、ホルムアルデヒド、窒素酸化物などの化学的因子があります。近年とくに1994年以降に増えているようですが、住宅やビルの新築・改築後に喉や眼などの刺激症状、食欲不振や腹痛、下痢などの消化器症状、めまいや頭痛等のさまざまな体調不良を訴える例があります。症状が多様でありまた症状発現の仕組み等未解明な部分も多い事からシックハウス症候群といわれています。この原因としては先ほど記載した生物的因子、物理的因子、化学的因子などの原因がありますが最近では合板、建材、壁紙を張る際の接着剤、家具などの使用されている揮発性化学物質であるホルムアルデヒドが問題となっています。では、このような化学物質によるシックハウス症候群に対してはどのようにすればいいのでしょうか?まずは化学物質の排出が大切で、つぎに汚染源を推定してそれの除去、最後に化学物質の分解ならびに除去という3つのアプローチが大切であるといわれています。化学物質の排出は「換気」が最も基本的かつ有効的な手段であるといわれています。換気システムは常時運転し、トイレや風呂の換気も使用、またこまめに窓をあける事も大切です。なお一般のエアコンは換気ができないので注意が必要です。次に体調不良となるのが特定の部屋に行くとなる、ある家具を購入してからなるのかなど何かと関連しているか検証して化学物質濃度を測定する必要があります。測定は簡易法と精密法の2つに分かれますが基本的に測定は住宅の設計施行者や公的な機関に依頼する方が良いようです。汚染源が推定できればその汚染源をコントロールする必要があります。家具ならば室内から移動、壁紙や床材であれば張替えなどです。その他分解/除去手段としてはベイクアウト(加熱装置を用いて室内温度を30-40℃に数日間保ち、内装建材に含まれる揮発性の化学物質を室内空気中に強制的に放散させる方法)、空気清浄機を使用する方法などがあります。最近よく耳にするシックハウス症候群ですが症状が多彩であるために病院に行ってもよく分からない事も多くまた室内空気汚染物質は100種類以上あるためになかなか汚染物質が分からない事も多くなっています。また医療従事者にとっても新しい疾患であり診断は難しいと思われます。引っ越し後あるいは改築後の体調不良時にはこのような病気もあるのだと覚えている事は大切だと思います。          
                山田医院 医師 山田 良宏
テキスト ボックス: 水曜日午前中の検査についてのお知らせ
水曜日午前中は予約診療として胃カメラ、大腸(直腸、S状結腸)カメラや超音波検査などをしております。
なお、血液検査、心電図検査、レントゲン、短時間の超音波検査はいつでも可能です。

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