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テキスト ボックス: 第5巻 第1号
テキスト ボックス: 子どもの食事について
将来の健康は子供時代の食事から
子供時代の食生活をコントロールする立場にあるお母さん方は、子供たちの生涯にわたる健康的な食生活の土台を作る上で、大変重要な役割を担っています。お母さん方が最も配慮すべきことの一つに、いろいろなバリエーションの栄養バランスの食事を体験させることがあるといえるでしょう。
栄養のバランスの割合は、炭水化物:脂肪:たんぱく質=55〜60%:25%:15〜20%が、いわゆる「理想」だと言われています。しかし、このような栄養バランスばかりの食事を“偏食”させるのではなく、牛丼のような高脂肪食も、梅干しの入ったおにぎりのような高炭水化物食も体験させることが必要です。いろいろな食事を与えることが子供の栄養体験を幅広くすることになるでしょう。つまり、食事のバランスとは、2〜3回くらいの食事をトータルして、バランスがとれているかどうかを判断するものであり、毎食毎食バランスのとれたものを摂らなければならないと神経質に考えるものではないことを、よく認識すべきです。
生きるための食生活習慣をつくる  現在、「1日に30食品食べましょう」という食思想があり、これを理想とする人が大変多いようです。このように心がけることも良いことですが、難しい場合もあるでしょう。食生活の基本として知っておきたいのは、「簡便で内容のある食事とはどういうものか」ということです。私たちの人生には様々な環境の変化があます。一人暮らしになり自分で食事を作って食べることや、仕事の付き合いで外食が続くことや、食費にあまりお金をかけられないことなどがあるかもしれません。そんな時、どんな食事をすれば、健康維持のための栄養摂取ができるのか、そのポイントを、家庭で一家がそろって食べる機会の多い朝食に込めるべきだと思います。夕食が楽しみの食事であるのに対して、朝食は生きるための食事です。朝食には元気で生きるために食べたほうが良い食材を使いましょう。
具体的にあげると、ご飯、みそ汁(野菜、海藻入り)、豆腐または納豆、卵、牛乳またはヨーグルト、果物などでしょう。このような食事には、炭水化物があり、たんぱく質があり、脂肪も適当にあり、またビタミンやミネラル、食物繊維も含まれます。これなら栄養素が欠乏することが少なく、元気で生きられ、どこでも買えて、それほどお金もかからないなどの良い条件が備わっています。
このような朝食を子供たちに食べさせていれば、子供たちは自然に体と頭で覚えるにちがいないでしょう。そしてどんな生活環境になっても、子供の頃の食生活を再現した生活を送ることができるでしょう。 

                         管理栄養士  越後 和恵

癒しの繭〜フロートカプセル〜
お風呂に肩いっぱいまで浸かるとその日の緊張感や疲労がほぐされて、心身ともにリラックスできますよね。なぜヒトは湯に浸ると安心感を得られるのでしょうか。それは「自分が胎児のころに母親の子宮の中で羊水に浸かっていた、あの当時の記憶が残っているから」だとか。(本当?)それはさておき、皆さんに紹介したいモノがあります。それは「フロートカプセル」です。なんだか耳慣れない名前ですが、この機械の全長は約二メートル、幅約五十センチくらいで、その中には水が入っており、まさに金属で出来た繭のようなものです。有栖川有栖氏の『ダリの繭』で私はこの珍奇な機械を知ったのですが、これについて主人公が端的に説明する場面があるので、そこを抜粋して「フロートカプセル」がどういうものなのか紹介したいと思います。
「水温は体温とほぼ同じの三十七度に調節してある。その中で裸になって横になると、体がぽっかりと浮かぶんだそうだ。カプセル内には光も差し込まないし、音も遮断されて入ってこない・・・効用は肩こり、腰痛、頭痛、筋肉痛、二日酔い、胃腸障害、不安緊張症、不眠症、に効くらしい。・・・」
どうですか?このカプセルがどういうものか少しはイメージが浮いたでしょうか。私はこの本を読むたびこの中に入って癒されたい!と思うのですが、いまだにそれは実現しておりません。もしこれを読んで興味をもちましたら、一度「フロートカプセル」を体験してみてはいかがでしょうか。ちなみにこの機械、日本には数十台しかないそうで、スポーツジムやリゾートホテルなどに設置されているそうです。ぜひお試しあれ。                   
                       山田医院 医療事務  川村 理恵
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