テキスト ボックス: スキンケアについて
テキスト ボックス: ヒトの体の中で最も大きな臓器は皮膚と言われています。この皮膚は成人では約1.6m2の面積があり大きく分けると表皮、真皮、皮下脂肪の3層に分かれます。爪、汗腺、脂腺も皮膚の器官の1つです。体の保湿、保温、緩衝作用、外表からのバリアー機能、免疫機能、創傷治癒などが皮膚の重要な機能となっています。皮膚が痛むとこれらの働きに支障が生じます。スキンケアはこれの維持、病気にならないように、もし罹ってもすぐに治ることが目的となっています。今回は一般に見られる疾患別に簡単にスキンケアの説明を加えていきます。
にきび(尋常性座瘡:じんじょうせいざそう)
青年のシンボルであるにきびは男性ホルモンにより脂腺が活発になり同時ににきび菌により炎症が起るために形成されます。基本は洗顔で少なくとも日に2−3回は必要です。なお頭髪は顔面にかからない様にし、下顎が擦れる様な服は着用しないことが大切です。また、油性の化粧品は使用せず、規則正しい生活を送ることも大切です。
じんましん
じんましんは罹患期間により慢性と急性にまた原因によりアレルギー性と非アレルギー性に分けることが出来ますが基本的には皮膚を刺激しないことが大切です。なお皮膚温度が高いと痒みが増強されるので冷やすことが大切です。
しみ、そばかす
しみは後天的なもので肝斑、老人性色素斑などが原因となります。なお、そばかすは先天的なもので多くは遺伝性と言われています。原因はいろいろありますが、基本的には遮光が大切と言われています。
しわ、たるみ、くすみ
しわ、たるみは年齢が関係しますが、くすみは年齢以上に体質が関連しています。いずれにせよ紫外線防止と乾燥の防止が大切です。
みずむし
4人に1人が罹患していると考ええられている疾患です。白癬菌による感染ですが、この白癬菌はヒト、犬や猫などの動物から直接感染するほかにスリッパ、マットからも間接的に感染することからこれらのスリッパ、マットについては頻回に取替えを行い滅菌を行うことが大切です。なお、患部は清潔に保ち高温多湿は避けるべきと考えられています。
オムツかぶれ
かぶれは尿だけでは起りにくく便の拭き残し等があるとひどくなります。なお、子供の皮膚は薄いので拭く時の摩擦に弱いことが分かっています。予防としては便を早く始末し拭き過ぎない。なお、市販のお尻拭きは使いすぎず、熱湯は使用しないことが大切です。
とびひ(伝染性膿痂疹:でんせんせいのうかしん)
通常は幼稚園児までの子供にかかる黄色ぶどう球菌による皮膚病です。鼻をほじった手で虫刺されや湿疹を掻く事により起るといわれています。皮膚は石鹸を使いシャワーで洗い流すことが大切です。なお、包帯やバンドエードは使用しないことも大切です。
何れの疾患にせよスキンケアの基本は@皮膚を清潔に保つ。A乾燥の予防。B紫外線防御。の3つとなっています。分かっていてもなかなか難しいですね。

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テキスト ボックス: 2002年5月20日発行
テキスト ボックス: 第3巻 第5号
テキスト ボックス: 医療法人 山田医院
テキスト ボックス: 2002年5月20日発行:第3巻 第5号(通巻28号)
テキスト ボックス: 水曜日午前中の検査についてのお知らせ

水曜日午前中は予約診療として胃カメラ、大腸(直腸、S状結腸)カメラや超音波検査などをしております。
なお、血液検査、心電図検査、レントゲン、短時間の超音波検査はいつでも可能です。
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