テキスト ボックス: Page #
テキスト ボックス: 第2巻 第8号
テキスト ボックス: 夏バテしないための食事対策

 夏ばてはなぜ起こるのだろう
 亜熱帯並みの暑い夏は、春や秋などの温暖な季節に比べ体にかかるストレスの原因が多くなります。体は汗をかくことで体温調整し、失われた水分を補うために水分や水分の多いものを多くとるようにします。すると、胃液が薄まり、栄養素の吸収力が低下して体調不良が起きます。
また、水分補給の際に糖分の多い清涼飲料をとりすぎると、血糖値が一定以上に保たれるため、食欲がわかず、胃液分泌が不十分になり、消化不良を起こします。そればかりか、清涼飲料の糖分をエネルギーにかえる際にビタミンB1が余分に消費されて、体内のビタミンB1が不足状態となり、だるさやむくみ、疲労などを感じるようになります。

夏バテ防止にはビタミンB群をたっぷり。
夏バテにならないためには、日々の疲労を蓄積させず、その日のうちに回復させましょう。
そのためには元気のもとであるビタミンB群をしっかりとる事です。疲れやすさの原因である、エネルギーや老廃物の代謝不良を改善してくれます。ビタミンB群をバランスよく含んでいるのは、精製度の低い穀類なので、主食には胚芽精米や全粒粉パンをお勧めします。
豚肉、鶏肉、牛肉、大豆、牛乳、卵などにもビタミンB群は豊富です。

暑さや紫外線、温度差などのストレスに打ち勝つためには、ビタミンCやE、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラル、たんぱく質も十分とることが必要です。
Cオススメ食材:果物、緑黄色野菜、芋類など
Eオススメ食材:緑黄色野菜、豆、種実類など

 汗をかくことは交感神経の働きを調節し、血行をよくして新陳代謝を高めます。するとむくみやだるさも徐々に解消していきます。夏こそ香辛料のきいた料理やあつあつの料理をとることで血行をよくして発汗を促しましょう。

食欲不振には、香味野菜、柑橘類が効果的
 食欲が落ちたり、食が細くなったりしたときは、香のさわやかな香味野菜を使った料理や、柑橘系の酸味による爽快な味わいが食欲中枢を刺激して胃液の分泌を促します。睡眠不足などでバイオリズムに乱れがある場合にはビタミンB12の多いアサリやシジミ、レバー、青魚などを補給しましょう。
 B12オススメ食材:アサリ、シジミ、イワシ、サケ、サバ、サンマ、タラ、タラコ、牛肉、レバー、卵など

胃腸が弱って食べたものがもたれる場合は、消化吸収を助ける食品を積極的に利用しましょう。
  オススメ食材:長芋、オクラ、大根、かぶ、キャベツ、
レタス、キウイフルーツ、パイナップルなど


夏の便秘は水分不足が原因の場合もあります。水分をしっかりとるとともに、海藻類や果物に多く含まれる水溶性の食物繊維が不足しないようにしましょう。
                             管理栄養士 越後 和恵
      メニュー  Page1  Page2  Page3  Page4  Page5  Page6       
      メニュー  Page1  Page2  Page3  Page4  Page5  Page6