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テキスト ボックス: 第2巻 第4号
テキスト ボックス: 「100gあたり」の量か
「1食あたり」の量かを注意
 私たちが間違えやすい問題点は、表示されている数値が「100gあたり」なのか「1包装あたり」なのかまちまちで、わかりにくいという点です。
栄養表示基準制度では、この点が定められていませんので、これに関しては食品メーカーが自由に選んで書くことができます。ですから、食品によって「食品100gあたり」のこともあれば、または「1食分」「1包装分」のこともあるのです。
特に注意したいのが、最近、利用が増えている500ml入りペットボトル飲料です。これらの多くが100mlあたりの栄養成分表示となっています。果汁入り飲料などは100mlあたりの熱量(カロリー)が、45mlと表示してあって、「そんなものか」と気にも止めないで飲んでしまうことがあるかもしれません。
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テキスト ボックス: 「100gあたり」の量か
「1食あたり」の量かを注意
 私たちが間違えやすい問題点は、表示されている数値が「100gあたり」なのか「1包装あたり」なのかまちまちで、わかりにくいという点です。
栄養表示基準制度では、この点が定められていませんので、これに関しては食品メーカーが自由に選んで書くことができます。ですから、食品によって「食品100gあたり」のこともあれば、または「1食分」「1包装分」のこともあるのです。
特に注意したいのが、最近、利用が増えている500ml入りペットボトル飲料です。これらの多くが100mlあたりの栄養成分表示となっています。果汁入り飲料などは100mlあたりの熱量(カロリー)が、45mlと表示してあって、「そんなものか」と気にも止めないで飲んでしまうことがあるかもしれません。しかし、1本全部飲むと45×5=225kcalとなり、これだけでごはんなら茶碗1杯分に相当します。自分が摂取した量をつねに正確に換テキスト ボックス: 「甘さ控えめ」や「うす塩味」といった「味覚に関する表示」に注意!
 これらはなぜかことさら大きく表示してあることが多いため、なんとなく糖分が低そうだったり、塩分が少なめではないかと思ってしまいます。
しかし、「甘さ」とか「うす塩味」というのはあくまでも味に関する表示であり、栄養成分の表示ではないのです。
 栄養表示基準制度では、栄養成分に関するなんらかの表示、例えば、“低糖”“カルシウム強化”などの栄養成分を強調する表示をする場合にだけ、表示義務が生じます。さらに強調表示を行う場合には、基準値が適用されます。
「低糖」表示を行う場合、含まれる糖質の数値が基準値以下(100gあたり5g、100mlあたり2.5g)でなくてならないと定められています。
 ところが、「甘さ控えめ」という表示は、栄養に関する表示ではないため、これらの規制がかからないのです。このため「甘さ控えめ」と表示してある食品の中には、何も表示してない食品よりもずっと糖分の高いものがあります。
「低糖」と「甘さ控えめ」、「低塩」と「うす塩味」、イメージは似ていますが、内容はまるで違うのです。
 「砂糖不使用」といった表示にも要注意です。加工の工程で確かに砂糖(=蔗糖)は使っていないけれども、砂糖以外の糖質…果糖やブドウ糖液糖などを使っている場合があります。これら糖質の熱量(カロリー)や、例えば血糖値を上昇させるなど体内での働きは、砂糖とそれほど変わりません。このため「砂糖不使用」だからといって安心せず、栄養成分表示でチェックすることが必要です。
参考:栄養と料理
管理栄養士 越後 和恵